旅の扉

  • 【連載コラム】空旅のススメ
  • 2017年4月11日更新
あびあんうぃんぐ
航空ライター:Koji Kitajima

五感を刺激する食を堪能できる 「ザ・ペニンシュラ香港」

1920年代の上海の邸宅を再現したという重厚感のある店内zoom
1920年代の上海の邸宅を再現したという重厚感のある店内

   
憧れのザ・ペニンシュラ香港に泊まったら、レストランでの食事も楽しみのひとつです。
素敵なレストランをいくつかご紹介します。
   
嘉麟楼(スプリングムーン)  

ザ・ペニンシュラ香港の嘉麟楼(スプリングムーン)は、干し海老や乾燥ホタテなどをつかったXO醤発祥のレストランです。重厚感ある雰囲気の中で点心をはじめとしたバリエーション豊かな広東料理を楽しめます。

店内に展示されているコレクションやアールデコ調のステンドグラスに目を奪われながら席に案内された後、コースの前に提供される胡桃の飴炊きからすでに感動です。カリッとキャラメリゼされていて、胡桃のコクとベストマッチ。この後のコース料理を考えて少しだけにしようと思うものの手が止まりません。
今回は点心が中心のランチコースでしたが、プリプリの海老餃子やシシリアンシュリンプの小籠包から始まり、どの料理も味はもちろん見た目も美しく、最後の果肉感溢れるマンゴープリンまでのスキのない構成に、さすがはペニンシュラクオリティだと納得させられる内容でした。

料理だけでなくお茶にもこだわっており、専用ティーカウンターで25種類以上の中国茶の中からティーマスターに相談しながら選ぶこともできます。接客も非常に素晴らしく気持ち良く過ごすことができました。
またここが発祥だというXO醤はコクがあり、迷わずお土産に購入したほどに美味。本当におすすめです。どこをとってもさすがは香港の人々を魅了する中国料理の老舗です。

鮑のステーキは感動の美味しさですzoom
鮑のステーキは感動の美味しさです

ザ・ベランダ
 
ロビー階の一つ上にある「ザ・ベランダ」は香港で最初にブッフェというスタイルを紹介したレストランです。
白を基調とした自然光の降り注ぐ明るい店内からはヴィクトリア湾が臨めます。高層階から見る景色とはまた違って新鮮です。
朝食ブッフェには、ザ・ペニンシュラホテルズの栄養士が監修するヘルシーなナチュラリー ペニンシュラの料理をはじめとした洋食、中華、和食など様々な種類の料理が並びます。
フルーツの種類の多さにも驚かされます。またベーカリーコーナーではクロワッサンやマフィン、バゲットだけでなく、デニッシュ類の充実ぶりにも目を見張るものがありました。その季節感あふれるフルーツやパンが樹の枝に咲く華のように立体的に盛り付けられ、全ての料理が美しく魅せられています。

種類が豊富で迷ってしまいますzoom
種類が豊富で迷ってしまいます

ワッフルやオムレツ、ヌードルはそれぞれにスタッフがおり、その場で調理してくれますので、出来立てを食べることができます。
オンシジュームの黄色い花の下にあるのはパイナップルやオレンジ、ライチなどのフルーツとジンジャー、オリーブオイルをミックスした花と同色のドリンク「ビタミンブースター」。味はもちろんのこと、見た目や香りでもペニンシュラクオリティを感じさせてくれ、朝から幸せな気分に浸れること間違いなしです。

市街の喧騒とは無縁のエレガントな雰囲気の中で過ごせる優雅な朝食ブッフェ。朝から五感を刺激されて、目覚めのいい時間を過ごせます。
「ザ・ベランダ」では、朝食だけでなくランチやディナーでもブッフェを楽しめます。

朝から元気の出そうな「ビタミンブースター」zoom
朝から元気の出そうな「ビタミンブースター」

ザ・ロビー
 
最後に紹介するのは、アフタヌーンティーと言えば ザ・ペニンシュラ香港の「ザ・ロビー」というくらい、あまりにも有名ですが、やはりここをはずすわけにはいきません。
香港島に英国式のアフタヌーンティーという優雅な時間を初めて紹介したのも、ザ・ペニンシュラ香港です。広々とした開放的な「ザ・ロビー」は、荘厳なコロニアル調の柱が点在し、どの席に座ってもここでしか味わえない優雅な雰囲気を感じることができます。植物の配置も計算し尽されており、目を楽しませてくれます。

誰もが一度は経験してみたいと思う「ザ・ロビー」でのアフタヌーンティーには常に長い列ができています。宿泊者は予約ができるので、この長い列に並ばずに優先的に席に着くことができるのも嬉しいところです。 

憧れの「ザ・ロビー」zoom
憧れの「ザ・ロビー」

クラシカルな銀製の3段のスタンドには、プチフール、サンドイッチ、スコーンが、それぞれ色彩も鮮やかに並べられます。
内容は季節によって変わりますが、その中で伝統的なアフタヌーンティーには欠かせない”きゅうりのサンドイッチ”は必ずサーブされます。
英国で始まったアフタヌーンティーの習慣ですが、上流階級の人々は広大な土地を所有し農園を経営、そこで収穫したばかりの新鮮なきゅうりをパンに挟んでゲストをもてなしていました。新鮮なきゅうりは広い農園を維持していることの証、つまり富の象徴だったからなのだそうです。
「ザ・ロビー」のきゅうりのサンドイッチ、食べてみるとシンプルなだけにパリパリとした新鮮なきゅうりの食感が際立ちます。

一日3回焼くという自家製のスコーンも多くの人に愛されてきたずっと変わらない味です。濃厚なクロテッドクリームとストロベリージャムと一緒に食べるとまた格別です。
季節感あふれるスイーツは芸術作品のような可愛らしさ。食べてしまうのが勿体ないような感覚を味わいます。サクサクとした食感と共に芳醇なバニラビーンズの香りが口いっぱいに広がります。
これらが乗っているお皿はティファニーの特注品、磨き上げられた銀製の3段のスタンドやティーポット、シルバーは英国のロバーツ&ベルクの物。さすがはザ・ペニンシュラ香港のアフタヌーンティーです。

並んでも食べたい伝統的なアフタヌーンティーzoom
並んでも食べたい伝統的なアフタヌーンティー

優雅な雰囲気に一役買っているのがBGMです。広いロビーに心地よく自然に響く音楽に、ふと見上げると上階で生演奏をしているのが見えます。なんとも贅沢な演出です。
「ザ・ロビー」は香港の数あるアフタヌーンティーの中でも別格の存在感を放っていました。 

「ザ・ペニンシュラ香港」には、他にも伝統的なスイス料理のチェサ、プロポーズに使われることで有名なフレンチのガディスなど、全部で8つの素敵なレストランがあります。次の滞在時にはどこに行こうか、考えるのも楽しみです。 

香港に次々と新風を送り込んできた「ザ・ペニンシュラ香港」。
続々とラグジュアリーホテルが誕生する中でも今なお不動の人気を誇る唯一無二の存在であり続けています。食の世界でもペニンシュラ クオリティーを存分に感じ、その魅力を再確認した素敵な滞在になりました。




ザ・ペニンシュラ香港 ホームページ⇒ http://hongkong.peninsula.com/ja/

航空ライター:Koji Kitajima
大阪府出身。幼少期より空への憧憬の念を持ったまま大人になった、今や中年の航空少年。
本業のかたわら情報を発信しています。週末は航空ライター兼ブロガーとして活動中。
旅のモットーは、「航空旅行を楽しまないと旅の魅力は半減です。旅の楽しみは空港から始まる」です。

ブログ「あびあんうぃんぐ」:http://blog.livedoor.jp/avianwing
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