旅の扉

  • 【連載コラム】トラベルライターの旅コラム
  • 2017年5月14日更新
よくばりな旅人
Writer & Editor:永田さち子

世界と渋谷をつなぐ社交場!? 『WISE OWL HOSTELS SHIBUYA』

レセプションで"女将"を務めるふくろうは、アトリエオモヤの田中慶氏の作品。zoom
レセプションで"女将"を務めるふくろうは、アトリエオモヤの田中慶氏の作品。
『旅』と切っても切り離せないのが『食』。どこに旅して何を食べたかは、その土地で出会った人とのコミュニケーションと同じくらい、旅先での鮮明な記憶となって残ります。

このところ、日本各地の都市部でユニークなゲストハウスやホステル誕生の話題を耳にすることが多くなりました。そのなかで4月22日、渋谷にオープンしたホステル『WISE OWL HOSTELS SHIBUYA(ワイズ アウル ホステルズ シブヤ)』のコンセプトはまさに"旅と食"。「Wise as an Owl」と表される、つまり「ふくろうのごとく夜行性で、夜まで遊びつくす」渋谷の街に世界中からのゲストが集まり、さらに地元・東京に住む私たちも食を通じて彼らとのコミュニケーションを楽しめるスポットを目指し誕生しました。

レセプションで迎えてくれるのは、ホステルのコンセプトでもあるふくろうの彫像。1本の丸太から掘り起こされ「Meg」と名付けられた彼女が、ここの"女将"を務めます。
料理教室や生産者を招いてのマルシェも予定されています。5月20日開催のマルシェには、南アフリカの自然派ワイン生産者の雄、グレイグ・ホーキンス氏も参加。zoom
料理教室や生産者を招いてのマルシェも予定されています。5月20日開催のマルシェには、南アフリカの自然派ワイン生産者の雄、グレイグ・ホーキンス氏も参加。
ホステルのコンセプトでもある"旅と食"を体現できるのが、レセプションに隣接するレストラン『FARMER'S TABLE MOTHER』。オーナーであり、農家でもある長友航氏がこだわったのは、生産者の想いをダイレクトに伝えるべく、素材そのものの味わいを楽しめる料理。食材には、茨城県の農家・酪農家を中心とした旬の素材を使っています。

オープニングレセプションのシグニチャーメニューを手がけたのは、世界中を旅する出張料理人・岸本恵理子氏。オーナーの長友氏とともに茨城県の農家を訪問して生産者と言葉を交わし、その想いや実際に味わった素材、風土からのもらったインスピレーションからメニューを構成したといいます。
前菜の「鈴木農場のモッツァレラチーズとフルーツトマト」は、トマトの味の濃さにびっくり! 隠し味に酒粕を使った「鹿熊さんの豚あらびき肉のサルシッチャ」は、岸本氏が手がけたメニューです。

通りから入りやすい開放的な店構えで、おひとりでもふらりと立ち寄りやすい雰囲気。ディナーとともにランチ営業、バータイムがあり、軽い食事やちょっと飲みたいときにも利用できそうです。
ドミトリータイプのゲストルーム。ウッドに囲まれたベッドでプライバシーが保たれています。zoom
ドミトリータイプのゲストルーム。ウッドに囲まれたベッドでプライバシーが保たれています。
客室は、ドミトリータイプから個室まで5タイプ。
ドミトリータイプの部屋は、男女混合と女性専用の2タイプがあり1泊3500円から。二段ベッドとはいえ、すべてにシモンズ製のマットレスを使用し、各ベッドコーナーにはUSBジャック、読書灯、コンセント、鍵付き収納庫と靴箱を備えています。客室内用スリッパ付きというのもありがたい。
個室タイプは2~4名用まで。洗面台、ちょっとしたリビングスペースもあります。zoom
個室タイプは2~4名用まで。洗面台、ちょっとしたリビングスペースもあります。
個室タイプは4人用と(1室1万5000円~)、二段ベッドのツインルーム(7000円~)、ダブルベッドの2名用(9000円~)の3タイプ。ダブルベッドの部屋はひとりで滞在しても近隣のビジネスホテルよりリーズナブルです。
「暮らすように滞在」できる工夫が凝らされた共用スペース。ロングステイも快適です。zoom
「暮らすように滞在」できる工夫が凝らされた共用スペース。ロングステイも快適です。
共用のシャワー、洗面台にはシャンプーやドライヤーを備えています。ランドリーコーナー、電子レンジと冷蔵庫を備えたキッチンスペースも備えています。これなら暮らすように過ごせそう。
オープニングレセプションがあったこの日、まだ宿泊ゲストの受け入れはしていませんでしたが、どこで聞きつけたのか、キャリーバッグを手にした外国人の方が訪れていました。
世界と東京をつなぐ、新たなコミュニケーション・スポットになりそうな予感。zoom
世界と東京をつなぐ、新たなコミュニケーション・スポットになりそうな予感。
東京に住んでいてホテルに泊まる機会はなかなかありませんが、ちょっとした海外旅行の気分を味わいに滞在してみるのもいいかも。渋谷で夜遅くまで遊んで終電を逃してしまったとき、ビジネスホテルよりずっとリーズナブルに利用できる宿泊料金だし、海外から友人が遊びに来たら、一緒に滞在するのも楽しそう。

昨年7月にひと足早く八丁堀にオープンした1号店『WISE OWL HOSTELS TOKYO(ワイズ アウル ホステルズ トーキョー』は、宿泊客の7~8割を海外からのゲストが占めているとか。ここ渋谷には果たしてどの国からのゲストが集まり、どんなコミュニケーションが生まれるのか、これからが楽しみです。

●WISE OWL HOSTELS SHIBUYA(ワイズ アウル ホステルズ シブヤ)
東京都目黒区青葉台4-9-10
TEL 03-5738-0780
https://wisowlhostels.com/shibuya/
Writer & Editor:永田さち子
スキー雑誌の編集を経て、フリーに。旅、食、ライフスタイルをテーマとし、記事を執筆。著書に、「自然の仕事がわかる本」(山と溪谷社)、「よくばりハワイ」「デリシャスハワイ」(翔泳社)ほか。最近は、旅先でランニングを楽しむ、“旅ラン”に夢中!
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