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  • 2017年8月18日更新
リスヴェル編集部トピックス
Editor:リスヴェル編集部

2017年はカナダ建国150周年 「いにしえのカナダにタイムトリップ」

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2017年はカナダ建国150周年という記念すべき年。今回、改めてカナダの歴史に関心を持った私は、カルガリー、ロッキーマウンテンハウス、エドモントンの3つの街で歴史村を訪れてきました。
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ヘリテージ・パークでタイムトリップ!
アルバータ州には、“ヘリテージ・パーク”や“フォート・パーク”と呼ばれる歴史村がいくつかあります。年代別に再現された町並みの中を歩きながら、当時の人々の暮らしについて聞いたり、実際に体験することもできます。
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カルガリーにある「ヘリテージ公園歴史村」は、1860年代から1950年代にわたるカナダ西部の村を再現した場所です。先住民とヨーロッパによる毛皮交易が盛んだった1860年頃の市場を再現したものや、西部への移住者が激増した重要なファクターの1つ・カナダ太平洋鉄道について、そしてカルガリーの急速な発展要因・石油産業にまつわる「ガソリン・アレイ博物館」など、様々な角度から100年間の目まぐるしい変化を知ることができます。カナダ西部の歴史について全体像を知りたいと思ったら、まずはここを訪れてみるのがいいでしょう。

Heritage Park Historical Village  http://www.heritagepark.ca/
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エドモントンにも「フォート・エドモントン公園」という、年代別の暮らしを再現した歴史村があります。当時の衣装を着て当時の人々と同じ仕事に従事する姿は、再現だと分かっていてもついつい引き込まれてしまうほど。一方的な解説ではなく、スタッフとゲストとの交流もあるので、まるでその時代にタイプトリップしたような気分が味わえます。

Fort Edmonton Park https://www.fortedmontonpark.ca/

いずれの歴史村も、バラエティに富んだ演出と時代ごとの変化が面白く、見応え充分。150年という年月の間に、この国がいかに勢いよく変化を遂げたのか物語っています。
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ファーストネーションズ(先住民)と移民たちとの暮らし

もともとカナダの地に暮らしていたファーストネーションズ(先住民)とヨーロッパなどから移住してきた人たちは、どうやってうまく共存してきたのだろう。そう疑問に思った私は、ロッキーマウンテンハウスという街にある「ロッキーマウンテンハウス国定史跡」を訪れました。

ここでは、ファーストネーションズの暮らしぶりや伝統文化、ヨーロッパの人々との間で行われていた毛皮貿易の歴史などを知ることができます。

中でも興味深かったのが、メイティ(Metis)についてです。メイティとは、毛皮交易でこの地を訪れていたヨーロッパの男性と、ファーストネーションズの女性との間に生まれた混血子孫のこと。彼らはヨーロッパの人々と先住民の橋渡し的役割を担ったのです。

一方ファーストネーションズの女性は、ヨーロッパ人の旦那さんから手に入れたビーズを使い、洋服や小物に鮮やかな刺しゅうを施すようになります。そしてメイティの人々はビーバー猟に出るためのカヌーの漕ぎ手として生活を支えていました。

裏には想像を絶するような苦労があったかとは思いますが、友好的な協力関係はカナダの文化発展に大きな功績を残しました。私はこのエピソードを聞き、素直に胸を打たれました。

Rocky Mountain House National Historic Site http://pc.gc.ca/en/lhn-nhs/ab/rockymountain
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そしてもう一つ、エドモントンの郊外にある「ウクライナ文化歴史村」という施設を訪ねました。

第4回の記事でも少し触れましたが、アルバータ州はウクライナ国外で最も多くのウクライナ人が暮らす場所。かつてカナダ政府は入植者に対し、160エーカーの土地を無償で与えるという政策を推進していました。それに夢を抱いた大勢の人々が、ウクライナから渡ってきたのです。

ここでは1892年から1930年の生活ぶりを当時の衣装をまとった役者さんたちが再現しているのですが、あまりに上手なため、本当にその世界に入ってしまったかのような錯覚に陥ってしまいます。役者さんがウクライナ語しか話せない(設定)なのも、さらにリアリティを増す要因に!

ウクライナの人々の大事な文化を守ろうという努力と、少しでも多くの人に楽しく知ってもらおうという姿勢、その両方が伝わってくる素晴らしい施設でした。

Ukrainian Cultural Heritage Village http://www.ukrainianvillage.ca/

日本人の観点からすると150年という年月は短いようにも思えますが、カナダの150年間には驚きの歴史や素晴らしい人間愛のドラマがたくさん詰まっていました。次回(第8回)は今の暮らしぶりについて、私なりの感想をお伝えしたいと思います。

text &photo by 河辺さや香

取材協力:
カナダ観光局 http://jp-keepexploring.canada.travel
カナダシアター https://www.canada.jp
Editor:リスヴェル編集部
リスヴェル編集部では、各国観光局や旅行関連企業のニュースリリースやプレスルームからの情報を中心に、旅先で見つけたちょっとした面白いモノ、意外と知らないホテルの中の興味深い事、ビジネスで特定の国に行く人の話など、ちょっと変わった切り口で情報を提供して参ります。
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